南海トラフ地震への備えできていますか?

南海トラフ巨大地震が新聞に掲載されているイメージ写真です。

2024年8月8日に宮崎県で最大深度6弱の地震が発生しました。震源地は日向灘沖で初めて「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震 注意)」が発表されました。

南海トラフ地震とは…?

南海トラフ地震がどのプレートから発生するかを表した写真です。太平洋プレートとフィリピン海プレートが太平洋側から日本に押し込まれることで発生すると考えられています。
参考:気象庁

南海トラフとは、駿河湾から日向灘沖にかけての海底の溝上の地形です。南海トラフ沿いで発生する、陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり跳ね上がることで発生する地震のことを「南海トラフ地震」と呼んでいます。

南海トラフ地震の想定被害は…?

想定被害

人的被害:死者約32万人

建物被害:全壊約238万棟

避難者数:約460万人

地震発生後に倒壊した建物の写真です。

静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があり、隣接する周辺の広い地域で10メートルを超える大津波が到達することが予想されています。最大では高知県で34メートル、静岡県では33メートルの予想です。

対象地域はどこ…?

南海トラフ地震で防災対応を取るべき地域は1都2府26県707市町村です。地震が発生したら、最寄りの津波避難タワーや津波避難ビル又は避難所まで避難する必要があります。
津波警報が発表された場合は津波警報が解除されるまで避難を継続することが命を守るために大切です。

情報の発表に伴い防災対応を取るべき地域を表しています。1都2府26県707市町村が対象地域です。
参考:内閣府
地震は一度では終わらないかも、時間差で起きる場合もある。
過去事例では1854年M8.6の安政東海地震の約32時間後M8.7の地震が発生しました。
1944年M8.2の昭和東海地震の約2年後1946年M8.4地震が発生しました。
参考:内閣府

世界の事例を見るとマグニチュード8以上の地震が発生した後に、隣接する領域でマグニチュード8クラス以上の地震が発生した事例は、103事例中、7日以内に7事例、3年以内に17事例報告されています。南海トラフ地震も大規模な地震と予想されるため地震発生後も油断は禁物です。

避難する上で大切なこと

避難所への道を示す看板の写真です。

海岸近くにいるときにはすぐにその場所から離れ、高台等に避難しましょう。初めて訪れた観光地等、地理に詳しくない土地でも「津波避難場所」マークや「津波避難ビル」マークを目印に直ちに避難してください。状況に応じ各自の判断で率先して避難することが大切です。また事前に自宅付近や勤務先付近の避難場所や避難経路を調べておくこともスムーズに避難する上では大切です。

そうは言ってもそもそも非常時が休日や夜で避難所の門が開いていないときはどうしたらいいの…?

そんな不安も解消します!!

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