急増する漫然運転…事故を起こさないために私たちができること

漫然運転とは何かご存知でしょうか?あまり馴染みのない言葉ですが、実は死亡交通事故の原因のトップは漫然運転です。今回の記事ではそんな漫然運転の現状、起こる原因と対策法について考えて探っていきます。

1.漫然運転とは

ぼんやりとしていたり、何か他のことを考えたりすることで危険を見落としてしまう状態の運転のこと。「内在的前方不注意」「前を見ているようで実は見ていない」「意識のわき見」とも言われる。

2.漫然運転の原因

睡眠不足や疲労、運転中に考え事、同乗者との会話に夢中になる、単調な道路で長時間運転信号の見落とし、車がふらつく、ブレーキ操作が遅れる、無意識にスピード違反など、さまざまなことに起因します。

3.居眠り運転・過労運転の違い

居眠り運転…長時間続けて運転をしないようにしたり、途中で仮眠休憩をとったりすることである程度は防止できる状態。
過労運転…過労や疲労、薬物、その他の影響や理由により正常な運転ができない恐れがある状態。

漫然運転は身体的な原因ではなく、運転者の意識の部分が大きく関係しています。

4.よく事故を起こしやすい人

車の運転態度はその人の持つ性格や判断、感情などによりさまざまです。ただ、よく事故を起こしやすい人に共通した特徴があります。

・気持ちの変化が激しく、情緒不安定な人
・極度に神経質な人
・せっかちな人
・自分勝手な行動をとりやすい人
・行動にムラのある人

自分の性格がどのような特徴を持つのか把握し、事故に結びつきやすい傾向が運転中に現れないように心掛け、事故を未然に防ぎましょう。

5.違反別発生状況

引用:警視庁HP

安全不確認」が一番多発していることが棒グラフからわかります。交差点右折時に右側の歩行者に気を取られ、右折先の歩行者に気づかず事故となるケースが該当します。また、ブレーキペダルの踏み間違いやハンドル操作の過ちなどの「操作不適」も同じく増加しています。

参考:警視庁HP

6.法令違反別の状況

引用:警視庁HP

重大事故に繋がりやすい漫然運転は死亡事故の原因の最上位に挙げられており、注意が必要です。ドライバーは事故を起こさないためにも、体調面、精神面でも運転に集中できる状態であることが求められます。

参考:警視庁HP

7.漫然運転で事故を起こすとどうなる?

漫然運転は法令違反であるため、違反点数が2点となります。また、他人を死傷させた場合は人身事故としてさらに反則点が加算され、自動車運転過失致死傷罪にも問われます。

転載:警視庁HP

8.対策法

運転の合間に休憩を挟んだり、ガムなどの手軽なおやつを口にする
仮眠を取ったりカフェインを摂取して
眠気を覚ます
余裕をもって運転する
音楽をかける

対策法は人によりさまざまです。自分に合った対策法を見つけましょう。

9.まとめ

この記事では、漫然運転がどういったものなのかを説明しました。安全に運転するためには危険を予測することが重要です。そうすることであなた自身も周りの人も救われ、未然に事故を防ぐことが出来ます。常に危険と隣り合わせであることを忘れず、安全運転を心がけましょう。

とはいっても…

「どうやって安全運転すればいいんだろう」
「飲酒運転も同時に防止できないかな!?」

とお悩みの方必見!

漫然運転と飲酒運転を同時に防止できます!!

どの検知器を使用してもOK!

AI機能搭載でなりすましを完全に防止!

運転者・管理者業務をシステムで管理!

ご質問・ご相談などありましたら
お気軽にお問い合わせください