アルコールチェッカーの数値基準とは?使用する上での注意点もまとめて解説!

法律が厳しくなったとはいえ、アルコールチェックについて100%理解している人は少ないと思います。今回の記事ではアルコールチェックにおける酒気帯びの数値基準や数値の見方、注意点を解説します。

1.アルコールチェッカーの数値基準とは

呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上で「酒気帯び運転」とみなされます。少しの飲酒でも運転技能の低下、反応の遅れや注意力散漫につながり、事故を起こしかねません。

2.酒気帯び運転と酒酔い運転の違い

酒気帯び運転…呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上検出された状態
酒酔い運転…まっすぐに歩けない、受け答えがおかしいなど客観的に見て酔っている状態

転載:警視庁HPより

3.従業員が酒気帯び運転した企業に起こること

アルコールチェックを行わずに業務中に酒気帯び/酒酔い運転を行った場合、代表者・安全運転管理者に罰則を科せられる恐れがあります。また、運転者が酒気帯びの状態であると知っていながら社用車の運転を指示した場合は使用者・管理者の管理不足となり、刑事責任を問われるケースもあります。

※罰則に関する詳細はコチラ(3月8日UPの記事をご参照下さい。)

4.アルコールチェッカー使用上の注意点

アルコールチェッカーを使用する上で注意点は大きく分けて3つです。
飲酒していなくても検知されることがある
   ②アルコールチェックは原則対面で行う必要がある
    ③お酒を飲んだ翌朝のチェックこそ注意が必要である

以上3点を詳しく解説していきます。


飲酒していなくても検知されることがある

飲食物や薬、口腔ケアにも反応する場合があるため注意が必要です。水でうがいをして20~30分ほどあけてからアルコールチェックすることをおすすめします。

※反応しやすい食べ物はコチラ(1月9日UPの記事をご参照下さい。)

アルコールチェックは原則対面で行う必要がある

安全な運転ができる証明には対面での確認が原則です。アルコールチェッカーの数値だけでなく、顔色声の調子問いかけに対する反応も第三者の目で確認する必要があります。

お酒を飲んだ翌朝のチェックこそ注意が必要である

一般的にビール1缶分のアルコール分解には4~5時間かかり、睡眠中は代謝が落ちるため分解はさらに時間がかかります。

🔍ちょこっと豆知識

純アルコール約20グラム(概ねビール500ml/1本分)を
分解するのは4時間以上必要!※個人差があります

転載:警視庁HPより

5.まとめ

道路交通法で定められているように、飲酒運転は決してしてはなりません。「少しだから大丈夫」という甘い考えが大事故を引き起こしかねません。運転手自身が気を引き締めるのはもちろんですが、企業側の安全運転管理も非常に重要なポイントです。

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